女性のためのホームヘルス

医師がやぶでも薬が悪い訳でもないからくり
高価な化粧品もさらに有効になるかもしれません
「薬が効かない」
「先生の処方が悪い」
「いい薬でないから」
病院のあるあるです。
ミネラルやビタミン。
これらは、薬に限らず、食事、サプリメントが代謝分解され、
自分自身に取り入れられる過程に必要なものです。
これが見出しの「からくり」の正体です。
わかりやすい例を私で示します。
更年期のホルモン補充療法の恩恵を受けている私。
多くの種類の薬があります。
それぞれの特徴があり吸収能力が違います。
主に血栓リスクの少ない、
皮膚に塗ったり貼る薬(経皮薬)が使われます。
私は研究者気質なので薬を変えるごとに薬の吸収力が
知りたく、自分自身の採血して調べてきました。
薬の種類によって吸収力がかなり違うのがわかります。
最初の薬は使用していても8pg/ml…。
ほぼ無治療と同じ値。
その時は、
薬を使用しているにもかかわらず、
ホットフラッシュやイライラ、疲労がひどかった。
効いてなかったので当然ですよね。
全く吸収してなかったのを知り、
プロとしてショックでした。
(HRTは治療域かどうか採血してホルモン値を確認しないのが常です)
血液濃度が十分でないのは何故?
製薬会社さんに吸収力について、
問い合わせしたのですが、不明とのことでした。
それから、別の薬にかえてみました。
今度は反応が良すぎて高血中濃度へ…
体調はいいのですが、
副反応で毎日多めの子宮出血を起こします。
研究者気質が働き、
かつ患者さんのために色々試してみました。
そんななか、やっと自分に合った薬をみつけました。
血液濃度もいい感じ。
しかし!
約一年後、採血して血中濃度を測定したら、
同じ薬にもかかわらず、前回の半分の血中濃度!
私の理想の治療域濃度ではありませんでした。
同じ薬で同じ被験者なのに何故?
犯人は「あ・え・ん」かも。
傷の治りが鈍いため、
ホルモン値と同時に亜鉛濃度をはかってみました。
亜鉛サプリを摂っていたにもかかわらず、
私の血中亜鉛濃度はとても低値!
亜鉛サプリもHRT薬も血中濃度が低い!
ショック!
真面目に内服、塗布しているのに!
ついつい、
サプリやホルモン剤の効果を疑いがちです。
亜鉛が低い→皮膚のターンオーバーが鈍くなる
→皮膚に投与(塗る)薬の吸収能力が低下する→血液濃度が下がる
→治療の意味がない
薬が効いてないのは、
医師がやぶでもなく、薬が悪いのでもなく
私自身の亜鉛不足が原因。
これって薬のみならず、
綺麗になりたくて高い美容液を使用していても、
皮膚のターンオーバーが鈍いと、
効果が落ちることにつながるのかもしれません。
人は近道で目標に達したいために、
薬やサプリ、高い化粧品、栄養ドリンク、
高い自己啓発方法(最短で幸せになるとか)…などに飛びつきがち。
薬さえあれば私は治る。
高価なサプリで元気になる。
栄養ドリンクで〇〇を増やす、元気になる。
自己啓発で私は悟ることができる…などなど。
「過程」のなかに答えがある。
今回の例の「亜鉛」のような見落としがちな、
要素を探すことは実は大切。
ライフスタイル、薬の必要性、サプリの適応などを、
包括的に考えるのがUMEKOです。
この度、メディカルサプリアドバイザーの資格をとりました。
サプリとの相性、常用薬との相互作用は考慮すべきことです。
難しいことでなく、
小さな悩みや疑問を遠慮なくご相談くださいね。
些細なことも時間がたてば大きくなってしまいます。
話せば自分の心の整理にもなります。
どうぞお気軽にお話しに来てください。
<概要>
薬やサプリメントの効果が感じられない場合、それが医師の問題や
薬の品質の問題だけでなく、体内での吸収や代謝の過程にも関わっている
可能性がある。
2. 個体差と吸収力の違い:
同じ薬でも、個々の体質や吸収力によって異なる結果が現れることを
実体験をもとに紹介。特にホルモン補充療法の例を挙げ、吸収力の差が
効果に影響を与えることを示唆。
3. 亜鉛の重要性:
自身の例を通じて、亜鉛の不足が薬やサプリの効果に影響を与える
可能性があることを説明。
亜鉛の低濃度が皮膚のターンオーバーを鈍らせ、吸収能力を低下させ、
結果として治療の意味が薄れることを推察した。
4. 総合的なアプローチの重要性:
薬やサプリだけでなく、ライフスタイルや栄養、生体の様々な要因を
包括的に考えることが重要である。
メディカルサプリアドバイザーの資格を取得したことを通じて、
相談者に対してアドバイス可能である。
5. UMEKOの紹介: